2012年12月29日土曜日

カラマーゾフの兄弟(上) ノウチラスの黒猫 カラマーゾフの兄弟(中)

おはようございます。
年賀状がまだできていない山田です。


おかげさまで『ノウチラスの黒猫』が予想よりも売れています。
ご購入いただいた大半は、見知った方々のような気もします。
ほんとうにうれしいです。


販売開始から丸一日が経過したのですが、
お陰様で『Kindleストアのヒット商品1位』や
文芸ランキングベストセラー2位』をいただくことができました。

Amazonのランキングは相変わらずカオスです。
中国文学のベストセラー』では
未来少女ミウ』が1位常連だったします。
某匿名掲示板で「検索の邪魔だから◯ね!」と怒られました。
すみませんすみません、私の力ではどうにもならないので、
Amazonさんに言ってください

ノウチラスの黒猫』も、現在『ロシア文学のベストセラー』2位です。
カラマーゾフの兄弟』の上巻中巻に挟まれています。

1位 ドストエフスキー
2位 山田佳江
3位 ドストエフスキー
4位 ドストエフスキー
5位 ドストエフスキー
6位 ドストエフスキー
7位 ドストエフスキー
8位 トルストイ
9位 ドストエフスキー
10位 ドストエフスキー

こんな感じです。
そりゃあ邪魔だろう。
Amazonさん、早いとこなんとかして下さい。


2012年12月28日金曜日

『ノウチラスの黒猫』を販売開始しました

「もしも俺たちの世界の神が、落ちこぼれの男子中学生だったらどうする?」




そんなわけで(どんなわけでしょうか)、Kindleストアで
ノウチラスの黒猫』を販売開始しました。

Kindle本は『未来少女ミウ』に続く2冊めです。

今回ちょっと気合を入れて
公式サイトなんか作ってみちゃいました。
サイトだけでも見ていただけると嬉しいです。






ノウチラスの黒猫 公式サイト

2012年12月4日火曜日

「未来少女ミウ」の販売数が100冊を超えました

おはようございます。
クリスマスソングを聞くと
気持ちが焦ってくる山田です。



Kindleストアで販売中の「未来少女ミウ」ですが、
おかげさまで、予想以上の好評をいただいております。
販売開始からおよそ1ヶ月が経過しましたが、
有料でのダウンロード数が100冊を超えました。

無名の個人作家の本が、
1ヶ月で100冊以上も買われるなんて、
ものすごいことだと思うのですよ。
Kindle本総合ランキングも100位くらいまで行きました。



(有名な本に挟まれると、嬉しくて記念写真を撮ったりしていますw)



宣伝らしき宣伝もほとんどしていません。
Twitterで時々告知する程度です。
どうしてこんなに買っていただけたのか不思議ですが、
出版のタイミングが良かったのと、
多くの方に応援していただいたおかげだと思います。

キンドる速報さんの
「Kindle歴1ヶ月の私が「これだけは入れとけ」って電子書籍を教えるよ(10冊)」
で取り上げていただいたり、
メテオラシャワーさんにインタビューをしていただいたり、
「Gene Mapper (ジーン・マッパー)」の藤井太洋先生にお褒めの言葉をいただいたり、
他にもいくつものブログや、ツイートでご紹介いただきました。



「自分の力で行けるところまで行ってみよう」
などと思っていたのですが、
結局、みなさまの応援だけでここまできてしまいました。

たいしたご恩返しもできないのですが、
せめていい作品をどんどん書いていこうと思います。
ほんとうにありがとうございました。



2012年11月25日日曜日

2012年11月19日月曜日

SF小説について思ったこと

こんばんは。
掃除をしているとメガネが落ちる山田です。
新しいメガネが欲しいです。
もうゆるゆる。



私は小説を書き始めて8年くらいになるのですが、
主に純文学系の文芸誌に投稿してきました。
いつも落選です。

純文学のつもりで書いたものでも、
「これはSFだよね」と、創作仲間に言われることがありました。

未来少女ミウ」は、タイムマシンが出てくるので
まあSFだろうけど自分でも思うのですが、
リーディング・ナイフ」や「鸚鵡貝と黒猫」もSFらしいのです。



ハインラインもディックも読んだことがないのに、
SFが書けるわけがないと思っていたのですが、
今日ぼんやりと考えていて、思い至ることがありました。

子供の頃、手塚治虫全集が絵本がわりでした。
母のコレクションだったのです。全400巻ありました。
少ないお小遣いで、藤子不二雄ランドを買い集めていました。
そんなふうに、子供の頃に読んだ漫画の構成が、
無意識に影響しているのかも知れません。



未来少女ミウ」を書いている時は楽しかったし、
Gene Mapper」も面白かったのです。
どうやら私はSFが好きなのかなあと思いました。

今更ですが、SFをちょっとずつ勉強してみるつもりです。
本格SFを書くのは大変ですが、
「すこしふしぎ」なら書けそうな気もします。

SF小説、ブームが来るかもですよ。
根拠は無いですが。

藤井太洋先生の「Gene Mapper(ジーン マッパー)」を読みました

おはようございます。
意欲は湧いているのに
身体がついていかない山田です。





藤井太洋先生の「Gene Mapper」をようやく読み終えました。

まとまった時間が取れなくて、
ぼちぼちぼちぼち読み進めていました。
読みかけの小説がいつでもポケットに入ってるなんて、
電子書籍っていいものですね。



Gene Mapper」は
Googleもインターネットも崩壊した近未来のお話です。
主題が農業なのですよ。農業SF。

主人公の林田は遺伝子デザイナーなのですが、
ウェブサイトでも作るように、植物の遺伝子を操作します。

「うひょー、かっこええ」と終始ぶつぶついいながら読んでいました。
登場人物がみんな個性的でかっこいいです。
個人的には黒川さんが好き。



主にiPhoneで執筆されたとか、
出版も宣伝も著者が一人でこなしているとか、
色々伝説になりそうな逸話がたくさんあります。

そういう話題性はさておいて、
お話を読み終えてみて、
「ああ、こういうのが読みたかったんだなあ私は」
としみじみ思いました。

惜しむらくは、前半のほとんどが世界観を描くことに使われていて、
物語が急速に動き出すのが、後半からなのですよ。
後半以降からめっちゃ面白くなります。



今まで気づかなかったのですが、
どうやら私、SFが好きみたいです。
それについては思うところがあるのですが、
感想から離れてしまうので、別エントリーに書きます。

2012年11月16日金曜日

ぶっちゃけどのくらい売れているのか、「Gene Mapper」の藤井太洋先生に聞いちゃいました

おはようございます。
こたつの魔力にすっかりやられている山田です。



Kindleストアで販売中の「未来少女ミウ」を、
何冊もお買い上げいただいて、すっかり満足し、
自分の中では一区切りついたつもりだったのです。

そんな時に、「Gene Mapper」でブレイク中の藤井太洋先生から
びっくりするようなことを教えていただきました。



いきさつはトゥギャッターにまとめてあるのですが

Kindle本って売れてるの? 「Gene Mapper」の藤井太洋先生に聞く



藤井先生によると、Kindle本ランキング上位だと、
1日に200から300冊は売れるらしいのですよ。
1日にですよ! 合計かと思ってしまいました。

(ここまで公開しちゃって大丈夫なのでしょうか、藤井先生)



「小説専業でささやかに生きていくすべはないものか」
と常々思っていたのですが、この話で希望が湧いてきました。

Kindleダイレクト・パブリッシングのロイヤリティは35%ですからねえ。
300円の本が1日に100冊も売れれば……。
(そこから所得税やら振込手数料やら引かれるらしいですが)

もちろん誰もがそこに行けるとは思いません。
優秀なコンテンツ、かつ宣伝に大変な労力が必要なのでしょう。
でも、電子書籍の前途はわりと明るいようです。



あ、「Gene Mapper」もうすぐ読み終わります。
面白いですよ。

2012年11月10日土曜日

「未来少女ミウ」Kindleストアでベストセラーランキング入りなのです

おはようございます。
ついさっきドーピング(レッドブル)した山田です。



Kindleダイレクトパブリッシング」で出版した
未来少女ミウ」ですが、
おかげ様でぼちぼちご購入いただいております。
ありがとうございますありがとうございます!



Amazonのランキングにも、ちらほら姿を現しております。
昨日はあの大ヒット作「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の
上巻下巻に挟まれていました。
ダ・ヴィンチ・コード」「ハリー・ポッター」を超えるベストセラーらしいですよ!



(こんなに売れていなくて大丈夫なのかな、出版業界)



未来少女ミウ」はKindleストアで100円なのですが、
本日11月10日土曜日17:00頃から11日日曜日16:59頃まで
無料キャンペーンを行いたいと思います。

この機会にダウンロードしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!

2012年11月8日木曜日

【初心者向け】Kindleダイレクト・パブリッシングで本を作る方法

おはようございます。
風邪が長引いている山田です。




Kindleダイレクト・パブリッシング」始まりましたねえ。
私も時流に乗ろうと、本を出版してみたのですが、
びっくりするほど簡単でしたよ!

Kindleダイレクト・パブリッシング」は、
Amazonの「Kindleストア」で売れる、
電子書籍の自費出版などと言われていますが、
「自費」出版じゃないですよねえ。
出版するにあたり、私は1円も払っていないのです。



【必要なもの】
 1、Amazon.co.jpのアカウント
 2、銀行口座


 これだけあれば始められます。
 あ、パソコンも要りますね。



【本の作り方】
 1(すごく簡単)、テキストとJPEG画像で出版する
 2(わりと簡単)、Word文章とJPEG画像で出版する
 3(普通)、EPUB形式で出版する


 本にしたい文章を用意して、
 「Kindleダイレクト・パブリッシング」に行きます。

 Amazonのアカウントでサインインして
 「新しいタイトルを追加」というボタンを押すと、
 タイトル記入や、本文をアップロードするページが出ます。


 1(すごく簡単)、テキストとJPEG画像で出版する
 「.txt」形式のファイルをアップロードするだけです。
 なんなら表示画像もなくていいです。
 体裁にこだわらないなら、それなりに読めます。


 2(わりと簡単)、Word文章とJPEG画像で出版する
 Wordで作った文章だと、縦書や改ページが反映されます。
 ページ内リンクも貼ることができるようです。


 3(普通)、EPUB形式で出版する
 電子書籍の規格の1つに、EPUBという形式があるのですが、
 縦書や目次にも対応しています。
 EPUBは中身がXHTML形式なので、タグを書いて細かい指定もできます。

 私はEPUBがさっぱり分からないので、
 変換ソフトを使っています。
 「FUSEe®β」「AozoraEpub3」などいくつか試しましたが、
 こちらが一番使いやすかったですよ。
 ↓
 「EPUB3作成webサービス ひまつぶし雑記帳


 (他にもHTMLやXMDFなど、対応形式はKDPに書いてあります)

 どの形式でアップロードしても、
 「mobi」というKindle用の形式に変換してくれます。
 あとはロイヤリティ(!)の振込口座を指定して、
 出版されるのを待つだけです。
 審査にはだいたい48時間くらいかかるようですね。



文章で読むとめんどくさいですが、
やってみると「もう出版?」と、驚きますよ。

わけもわからず出版した「未来少女ミウ」も
Kindleストアで発売中です。
無料のお試しもありますので、ぜひぜひ。



2012年11月7日水曜日

【初心者向け】AndroidやiPhoneでKindle本を読む方法

おはようございます。
Kindleに夢中で、仕事が滞りまくっている山田です。

Kindleストア」日本語版が先日オープンしたのですが、
まだKindle本体を持っている人は
ほとんどいないんじゃないかと思います。
現在予約受付中ですしね。





だけど、Kindle本ってAndroidやiPhoneでも読めるんですよ。
全然知らなかったのでびっくりしてしまいました。
Kindleがなくてもいいんだー。



というわけで、Androidの方はここから→Kindle for Android
iPhone、iPod touch、iPadの方はここから→Kindle for iOS
KindleのアプリをダウンロードすればKindle本が読めます。

まず先にアプリをダウンロードして、
KindleアプリにAmazonのアカウントを登録してから、
端末のブラウザ(サファリとか)か、パソコンから
AmazonのKindleストアに行って、Kindle本を購入します。
そうすると、購入した本がモバイル端末に送信されちゃいます。

購入した本は「My Kindle」というクラウドにも置いておいてくれるので、
例えばiPhoneで読んだ本を、iPadで続きから読んだりもできます。
便利!
無料の本もたくさんありますよ(ほぼ青空文庫ですが)

なんだかほんとうに、電子書籍元年やってきちゃったのかなあという気分です。
この購入の簡単さ、場所のとらなさ、
うっかり大人買いしてしまいそうな勢いです。



私が出版した「未来少女ミウ」も絶賛発売中です。
無料の試し読みもできますので、
見ていただけると嬉しいです。



2012年11月6日火曜日

Kindleダイレクト・パブリッシングで本を作ってみたのです

おはようございます。
人生常時見切り発車の山田です。

2012年10月25日(でしたっけ?)
Kindleストア」日本語版が唐突にオープンしましたねえ。
それとともに、「Kindleダイレクト・パブリッシング」も日本で始まりました。

Kindleダイレクト・パブリッシング」、自分で作った電子書籍が
Amazonで売れちゃうんですよ。うひょう。
そんなわけで、わけもわからず出版してみました。

↓ 




なにをどうやるのか、何の知識もなく、
48時間後には、各国Amazonに私の本が並んでいました。
右往左往の経過は、こちらにざっくりまとめてあります。



Kindleダイレクトパブリッシングで本を作ってみた
Kindleダイレクトパブリッシングで本を作ってみた その2
Kindleダイレクトパブリッシングで本を作ってみた その3
Kindleダイレクトパブリッシングで本を作ってみた その4


本当は無料で公開したいのですが、
一番安く設定しても100円なのですよ。
だけど、Amazonの独占出版にすると、
合計5日間だけ無料キャンペーンを行えます。

次の週末あたりにでも、また無料キャンペーンを開催したいと思いますので、
ダウンロードしていただけると泣いて喜びます。
よろしくお願いいたします。

2012年9月19日水曜日

「リーディング・ナイフ」をDIGに公開しました

こんにちは。山田です。
先日の「小説すばる新人賞」に2次選考通過(3次落選)した
「リーディング・ナイフ」ですが、
「DIGクリエイティブアワード2012」に公開してみました。

せっかくだから、書きなおして他の文芸誌に投稿しようかなー
などと目論んでいたのですが、
前に進めなくなりそうなので、勢いでアップしました。

「DIGクリエイティブアワード2012」
なかなか面白そうな試みで興味深く拝見しているのですが、
困ったことにサイトが重い重い。
閲覧も重いのですが、投稿はもっと重い。
編集に挫けてしまったので、 章分けしておりません。
読み難くてすみません。
(そのうち修正するかも知れません)

イラストは大好きな大好きな、のぶゆきさんの作品をお借りしました。
かっこいい!

すごく長いですが、
読んでいただけると嬉しく思います。


「リーディング・ナイフ」

2012年9月18日火曜日

「小説すばる新人賞」に二次通過しました

おひさしぶりです山田です。

ひさしぶりすぎて、
ブログの投稿方法を忘れていました。





ところで3月に投稿した「小説すばる新人賞」ですが、
おかげ様で2次選考に通過いたしました。
ご協力、ご指導、激励など下さったみなさま、
ありがとうございました。

実は投稿歴も9年になるのですが、
2次選考通過は初めてなのです。

先月号で1次選考通過を確認しまして、
その時は大はしゃぎしていたのですが、
2次の結果が出た途端、なんだか怖気づいています。
志が低いですね。

よく分からない恐怖に
ぷるぷると震えながら、
次の作品を書き進めようと思っております。

山田佳江のとりあえずツイキャス #003

山田佳江のとりあえずツイキャス #002

すごく今更な気もしますが、貼っておきますね。

2012年3月31日土曜日

「小説すばる新人賞」に応募しました

おひさしぶりです。山田です。

去年の9月あたりから手をつけていた小説を、
ようやく書き上げて、本日投函してきました。

今まで純文学系の賞ばかりに応募していたのですが、
あまりに落選続きなので、
今回「小説すばる」に投稿してみました。
どうなることでしょうか。

今回、すごくたくさんの人に応援してもらいました。
書き上がった作品を読んでいただき、具体的にアドバイスをしてもらったり、
みんなを巻き込んでしまった小説だなあと思います。
言い尽くせないほどの、感謝の気持ちでいっぱいです。

とても思い入れの強い作品になりました。
自分一人では、絶対にここまで書くことができなかったので、
入賞して欲しいなあと思います。

自分で言うのもなんですが、そうとう面白い小説ですよ!

2012年2月13日月曜日

山田佳江のとりあえずツイキャス #001

ツイキャスはじめました。

ツイキャスとは、だれでもライブ配信ができるサイトなのですが、
色々面白いことができそうなので、
今後、定期的にライブをやっていきたいなあとか思っています。

今回のライブ内容は、
朗読、無計画書房の告知、バトルの告知、雑談、などなどです。
(上記のリンクで見られるのは、ライブを録画したものです)

わりとぐだぐだですが、
よろしければご覧ください。

2012年2月11日土曜日

「無計画書房」が始動なのです

こんにちは、山田です。

2012年はいろいろなことをやっていこうということで、
無計画書房」というサイトを作りました。

創作仲間の雨森っちが、名前をつけてくれました。
(実はこのブログの名前も、雨森っちにつけてもらいました)

2012年2月に正式始動するつもりだったのですが、
1月あたりから、たくさんの方にご参加いただいております。
すでにテキストもいっぱい投稿されていたりします。
うひょう。

無計画にゆるーくたのしいことをやっていこうと思います。
よろしくお願いいたします。


無計画書房

2012年1月16日月曜日

とりあえずの

はじめまして、山田佳江です。
小説家志望の主婦です。
こつこつと書いていれば、いつかは上手になれるかなあと、
日々なにやら書いています。

今までは、「超文系サイトテキスポ」などにいました。
これから先、どこに行くのかわかりません。

とりあえずのほんだな。
とりあえずの私の居場所です。